2010年2月4日木曜日

Beagleboard のDVIでInfernoのGUIが表示できた

以前Beagleboardの上でLinuxを動かし、その上でInfernoのemuを動かし、
GUIをネットワーク越しにXサーバーに飛ばすという試みをしましたが、
今回BeagleboardのDVIから直接ディスプレイに表示することに成功しました。

ただし、USBマウスが認識できなかったので何も出来ません。



・DVI(HDMI)ポートはディスプレイのDVIポートに
・デバッグシリアルポートはパソコンのCOMポートに
・OTGはパソコンのUSBから給電
・SDカードにLinux + Infernoのシステムを入れておく

今回いじったのは、ディスプレイの色深度です。
前回の設定では画面が16bitで、それではだめでした。
色の設定を変えるのは、ubootの設定で、カーネルオプションを変更します。

omapfb.mode=dvi:1280x720MR-16@60


としていたので、

omapfb.mode=dvi:1024x768MR-24@60


などとする。
Linux側では特に設定を変更することは無かった。

その後の手順は、

login: ubuntu
password:


でログイン

$ sudo startx


しばらくすると画面にxtermが表示されるので、ctrl-zでいったんストップ。

$ bg


でXを動かしつつ、さらにコンソールで作業。


$ export DISPLAY=unix:0
$ /path.../emu -r /path... -g 1024x768
;


として、Inferno起動。-gオプションはディスプレイサイズ。
で、wmを実行。

; wm/wm


さて、この状態では何も出来ませんが、一応なにかアプリケーションを動かしてみます。
wmの起動のときにオプションを追加してやり、

; wm/wm wm/bounce


とbounceというデモアプリケーションを起動してやると、



と、動きました。
このアプリケーションはただボールがウィンドウ内を飛び交うだけです。
一つ一つのボールにスレッドが割りあたっているそうです。

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