1. Charonはもっと派手なツールバーがあったような記憶がある
2. Acme上でウェブページの閲覧が出来た
思い違いかと思ったら、どちらも真実だったようです。
1. Charonのツールバー
実際にツールバーを触った記憶が無かったのですが、
これはスクリーンショットで見た記憶があるだけでしょう。
リンク先の画像を見ると、確かにツールバーにホームやらブックマークやらの
アイコンがある。
あるバージョンとないバージョンの違いは、Infernoのエディションの違いと思われる。
スクリーンショットを見ると3rd editionとなっている。
おそらく3rdエディションでは派手だったのではないだろうか。
3rdエディションがダウンロードできたので持ってきてソースコードを見てみたが、
どうもそれっぽい記述がない。
次に、2ndエディションを持ってきてソースコードを見てみた。
charon.bにどうもそれっぽい記述があった。
結論:3rdエディションのどっかのタイミングでツールバーがシンプルになった。
2. Acme上でウェブページ
acmeでurlを指定してウェブページを開いた覚えがあった。
これはacme-sacの機能だったようだ。
URLを開くというコマンドは見つけられなかったが、
/acme/dis/にDict, Goog, Pediaというスクリプトがある。
これらはウェブから辞書、Google検索、Wikipediaの結果を返すようになっており、
acme上で Dict [単語], Goog [単語], Pedia [単語]と実行してやると、
acmeのウィンドウ上にウェブの内容を表示してくれた。
これらの中身はplumber(アプリケーション間通信のしくみ)でURLを送っているようだ。
そこで、/acme/dis/Webというスクリプトを以下のように作ってみた。
#!/dis/sh.dis
plumb -d web $*
で、acmeでWeb [URL]とするとウェブが表示された。
ウェブの表示はCharonのモジュールを利用しているようだ。
/usr/[User]/lib/plumbing というファイルにplumberの設定がある。
kind is text
data matches '(https?|file)://[a-zA-Z0-9_@\-]+([.:][a-zA-Z0-9_@\-]+)*/?[a-zA-Z0-9_?,%#~&/\-+=@]+([:.][@a-zA-Z0-9_?,%#~&/\-+=]+)*'
plumb to web
plumb start /dis/charon.dis $0
このように、webというメッセージを送るとcharonがダンプしてくれるようだ。
standalone charonに関してはリンク先参照
0 件のコメント:
コメントを投稿