2011年1月2日日曜日

Inferno 関連PDF

Inferno関連のPDFもあるようです。

inferno programmer's guide

ページが重く感じるのでPDFをダウンロードすることに。
そのためには、、、

・自分の所有するファイルをアップロードする

or

・お金を払う

どちらかをしなければなりません。
悩んだあげく、支援の意味を込めてお金を払うことに。
一度払うとある期間ダウンロードし放題なので、inferno、plan9関連のPDFをすべて落とした。

2011年1月1日土曜日

Infernoでtwitter

明けましておめでとうございます。

冬休みの自由研究の一つにInfernoでtwitterというものがありましたが、
ほぼコーディング無しで実現できました。

直接Twitterにアクセスするのは大変そうだったので、
IRCに変換する公開ゲートウェイをお借りしました(1)。

IRCクライアントはcaerwyn先生のacmeで動くircクライアントを
ベースにしました(2)。

(1) OpenTIG - TweetIrcGateway Hosted Service

(2)inferno programmer's notebook lab 44 - acme irc client

ircクライアントはそのままではうまく動かなかったので、一部修正しました。
コードは

https://subversion.assembla.com/svn/yosinori_public/trunk/limbo/twitter

にコミットしたので、参考までにどうぞ。
readmeja.txtに説明があります。
Acme上でタイムラインの読み込みと、tweetの投稿が可能です。

※本当は直接twitterにアクセスしたかったのですが、
認証とか大変そうなのでひとまずopentigをつかわせていただくことに。
余裕があればtwitter-fsを作るか。

2010年12月24日金曜日

FPGAでCPU作成

電子工作に興味がわきました。

そもそもの発端は
名著「CPUの創りかた」を読んだからです。

http://www.amazon.co.jp/dp/4839909865

本に従い、ロジックICを買ってきて組み立てようかと誘惑に駆られたのですが、
作ってそこで終わりな気がしたので、ちょっと方向を変えることにし、
以前から気になっていたFPGAに手を出すことにしました。

参考にしたサイトは
触って学ぼう FPGA開発入門です。
非常にわかりやすいです。

ちなみに、同じ著者の「【実践】C言語による組込みプログラミングスタートブック」も買ってはみたものの、Cでロジックを書く意味が見いだせず、こちらはお蔵入りとなりました。

上記サイトにて使用されているEDX-002を購入し、サイトの記述に従って
実際にやってみました。
わからないことはいろいろありますが、まずはLED制御がなんとなくできるようになりました。

わかった気になったので、CPUをつくることにしました。
アーキテクチャは「CPUの~」の設計(TD4)をそのままつかわせてもらいました。
命令セットが見事です。

で、ごにょごにょやっていると、なんとなく動くものができました。
まだバグがあり、
・入力ポートが動かないっぽい
・クロックが適当
という不具合があるものの、
プログラムが動き、LEDが点滅しました。
すばらしい。

ソースは公開しておきますか。

https://subversion.assembla.com/svn/yosinori_public/trunk/fpga/spartan2/cpu1/

cpu.vがソース。たったの187行。
FPGAって楽だなぁ。

ハードのことがわからない人間がFPGAの知識もほぼない状態で
CPUを作るとこんな感じになる、というモデルケースの一つとして参考にしてください。

次なるステップは
・実用的なCPUを作る(設計も自分流に)
・既存のIPコア、picoblaze or pacoblazeを試す
・シリアル通信などのハード制御をしてみる。
あたりですかね。

ゆくゆくはdis VMをハードウェア化したプロセッサを作ればな、
などと考えてはいますが、
disの命令セットが一筋縄では実装できなさそう。
forkとかあるみたいだし。

2010年12月12日日曜日

Inferno 関連書籍

書籍をいくつか購入したのでまとめ。
こうして見ると結構ある。


Principles of Operating Systems: Design & Applications



http://www.amazon.co.jp/Principles-Operating-Systems-Design-Applications/dp/1418837695

OSについての教科書。じっくり読む価値があると思う。


Inferno Programming with Limbo



http://www.amazon.co.jp/Inferno-Programming-Limbo-Phillip-Stanley-Marbell/dp/0470843527


Inferno 3rdの時の本だが有用とのこと。
4thでの変更に注意しながら読む必要がある。

差分がまとまっている所は見つけられなかったので、自分で作ろうかな。


Inferno (Operating System)



http://www.amazon.co.jp/Inferno-Operating-System-Frederic-Miller/dp/6130282990


Wikipediaの記述をまとめただけという驚きの本。やられた。


Limbo (Programming Language)

(画像なし)

http://www.amazon.co.jp/Limbo-Programming-Language-Lambert-Surhone/dp/6133174110

こちらも、wikipediaの記述をまとめたもの。
嫌な予感はしたが、的中。



〜〜〜以下、購入できず。〜〜〜



Inferno Programmer's Manual


(画像なし)

http://www.amazon.co.jp/gp/product/0953870103


The Inferno Programming Book: An Introduction to Programming for the Inferno Distributed System



http://www.amazon.co.jp/Inferno-Programming-Book-Introduction-Distributed/dp/0470849711

2010年10月23日土曜日

Armadillo 440

Armadillo440に触る機会が出来ました。
ひとまずInfernoがインストールできるか確認です。
armadilloでセルフビルドが一番簡単そうなのでそのように。

2011/02/26 utilsのビルドはいらないっぽい。コメント参照

・debian環境の構築

アットマークテクノの提供するソフトウェアマニュアル「7.2. ストレージに配置する」を
参考にし、
Flash ROMの中のLinuxを立ち上げ、micro SDカードにdebianをインストール。
ドキュメントがよく整理されていてわかりやすい。さすが。

なんと開発用のLinux PC環境を用意しなくても出来ちゃう。

詳細は割愛。
以後はSDカードのdebianを立ち上げてから行う。

・ビルドに必要なパッケージをゲット

armadilloはEthernetでインターネットに接続できるようにしておきます。


apt-get update
apt-get install [パッケージ名]


パッケージ名は、


  • x-window-system-core
  • libxext-dev
  • gcc
  • make
  • mercurial


・infernoのソースをゲット

google codeからmercurialで持ってくる。


cd /
hg clone https://inferno-os.googlecode.com/hg/ inferno-os


・ビルド用の設定

パスの設定、コンフィグの書き換え、その他。


export PATH=$PATH:/inferno-os/Linux/arm/bin
cd /usr/bin
ln -s gcc arm-gcc


/inferno-os/mkconfigを一部書き換え


ROOT=/inferno-os
SYSHOST=Linux
SYSTARG=Linux
OBJTYPE=arm


・ユーティリティとOSのビルド


cd /inferno-os
./makemk.sh

cd /inferno-os/utils/iyacc
mk install

cd /inferno-os/utils
mk install

cd /inferno-os/limbo
mk install

cd /inferno-os
mk install



・実行


cd /inferno-os/Linux/arm/bin
./emu


infernoのプロンプトが現れる。すばらしい。

なお、wm/wmを実行してみたが、画面の色深度が16bppじゃだめと怒られた。
どうしたものか。

※ネットワーク上のxserverに画面を飛ばすのはOK。

2010年6月29日火曜日

一国一城の主に

オシロを買いました。
picoscope 2203というやつです。

http://www.picotech.com/ultracompact-oscilloscopes.html

かっこいい。

別に何か目的があるわけでは無いのですが、使い方を習得したかったので
弾みで購入しました。

いじる時間が取れなさそうなのが悩みです。

なお、このオシロスコープはiPhoneアプリも出ていて、
波形をiPhoneの画面に出すことができます。
これも面白い。

2010年3月14日日曜日

AndroidでStyx、略してStroid

ブログタイトルにサブタイトル入れておきました。なにもひねりがありませんが。

AndroidでStyxを動かしたくなりました。
略してStroid。
最終目標は、wmをAndroidアプリで実装して、ローカルorリモートのInfernoを
タッチパネルから操作できるようにする。

既存のStyxライブラリを検証してみました。

・Jstyx
結構外部ライブラリに依存している。
Androidでの起動に失敗。

・ninedroid
Android上で動く実装もあったので、簡単に動いた。
すばらしい。
サーバー側。

・styx-n-9p2000
Android上で動く実装があったので、簡単に動いた。
クライアント側。

・j9p/styxlib
ざっとソースツリーを眺めると結構大きい。
気力が尽きたのでポーティングは試みていない。
apache/antを使うとか、外部ライブラリへの依存があるのかも。

ちなみに、ninedroid とstyx-n-9pのAndroid端末内でのローカルホスト対向通信は
失敗。なぜだろう。

Styxはシンプルなプロトコルといわれているが、認証とか暗号とか考えると
意外と大変かも。