ひとまずInfernoがインストールできるか確認です。
armadilloでセルフビルドが一番簡単そうなのでそのように。
2011/02/26 utilsのビルドはいらないっぽい。コメント参照
・debian環境の構築
アットマークテクノの提供するソフトウェアマニュアル「7.2. ストレージに配置する」を
参考にし、
Flash ROMの中のLinuxを立ち上げ、micro SDカードにdebianをインストール。
ドキュメントがよく整理されていてわかりやすい。さすが。
なんと開発用のLinux PC環境を用意しなくても出来ちゃう。
詳細は割愛。
以後はSDカードのdebianを立ち上げてから行う。
・ビルドに必要なパッケージをゲット
armadilloはEthernetでインターネットに接続できるようにしておきます。
apt-get update
apt-get install [パッケージ名]
パッケージ名は、
- x-window-system-core
- libxext-dev
- gcc
- make
- mercurial
・infernoのソースをゲット
google codeからmercurialで持ってくる。
cd /
hg clone https://inferno-os.googlecode.com/hg/ inferno-os
・ビルド用の設定
パスの設定、コンフィグの書き換え、その他。
export PATH=$PATH:/inferno-os/Linux/arm/bin
cd /usr/bin
ln -s gcc arm-gcc
/inferno-os/mkconfigを一部書き換え
ROOT=/inferno-os
SYSHOST=Linux
SYSTARG=Linux
OBJTYPE=arm
・ユーティリティとOSのビルド
cd /inferno-os
./makemk.sh
cd /inferno-os/utils/iyacc
mk install
cd /inferno-os/utils
mk install
cd /inferno-os/limbo
mk install
cd /inferno-os
mk install
・実行
cd /inferno-os/Linux/arm/bin
./emu
infernoのプロンプトが現れる。すばらしい。
なお、wm/wmを実行してみたが、画面の色深度が16bppじゃだめと怒られた。
どうしたものか。
※ネットワーク上のxserverに画面を飛ばすのはOK。